エージェント利用規約
本エージェント利用規約 (以下「本規約」) は、弊社 (以下「甲」) が提供する承認済みのプラットフォームを経由して予約ツールを使用する法人として、貴社 (以下「乙」) が、エンド カスタマーにホテル予約のマーケティングを行う際の規約を定めます。
本規約をよくお読みください。定義されている用語は本規約の英語原本において語頭を大文字で表記し、これらの用語の定義が本文中にない場合は、本規約の末尾に定義を記載します。乙は、承認済みのプラットフォームを経由してホテル予約をエンド カスタマーに提供することをもって、以下の事項に合意し、承諾し、甲にそのことを表明します。
- 乙の代表者が、乙を代表して本規約を読み、理解したこと。
- 乙が、承認済みのプラットフォームを経由したホテル予約への乙のアクセスおよびこのホテル予約のエンド カスタマーへの提供に関して、修正なしに本規約に合意していること。
- 本規約を承諾することにより有効となる契約を締結する乙の代表者が、本規約を締結し、乙を本規約に拘束する権能と権限を有していること。
1 エージェントの義務
1.1 エージェントのマーケティング。本規約の有効期間中、乙はホテル予約の販売および宣伝を積極的に行います。
1.2 コンテンツ。乙は、承認済みのプラットフォームを経由して乙に提供されたホテル予約に関する情報、コンテンツまたはデータ (以下「コンテンツ」) を変更、修正、歪曲してはいけません。
1.3 ホテル予約および承認済みのプラットフォームへのアクセス。乙は、以下を遵守します。
(a) (i) ホテル予約へのアクセスには承認済みのプラットフォームのみを用い、(ii) 本規約第 2 項の行動規範と甲が乙に随時通知する指示に従って予約を獲得します。
(b) エンド カスタマーのデータは、承認済みのプラットフォームにのみ入力し、予約の獲得以外の目的では使用しません。
(c) 承認済みのプラットフォームに入力するエンド カスタマーのデータおよびその他一切の情報が完全かつ正確であるように努めます。
1.4 顧客の契約。乙は予約を完了する前に、以下を約束します。
(a) Travelscape LLC あるいは Vacationspot SL (またはその他の EPS のグループ企業) が、該当する管轄区域において、税務当局により、指令 2006/112/EC の適用を受け、 VAT (付加価値税) の対象となる E-Collect 予約およびパッケージのホテル予約部分をエンド カスタマーに提供する業者として扱われることを、エンド カスタマーに明確に伝達すること。
(b) 明示的であるか黙示的であるかを問わず、本規約の第 1.4 (a) 項に矛盾する掲示または表明をしないこと。。
(c) 確実に、エンド カスタマーにエンド カスタマー利用規約を読ませ、それらの規約に拘束されることに同意させること。
(d) 予約を取り消したり変更したりできるかどうか、およびその行為の結果発生し得る事態など、エンド カスタマーに自身の予約に適用される制限について理解させること
(e) 以下に加え、または以下に反して、口頭または書面にて、エンド カスタマーに約束を行わないこと。(i) 本規約。または (ii) エンド カスタマー利用規約。これには、エンド カスタマーの特別な要求が満たされることを約束することを含む。
乙は、甲から事前に書面による許可および承諾を受けることなく、顧客に対して実行あるいは確約した表明または特別な要請に関連する使用について、単独で責任を負うこととします。
1.5 顧客との連絡およびクレーム。
(a) 乙は、クレームの受領から 24 時間以内に、(i) 予約に関するすべての情報を変更または修正を行うことなくエンド カスタマーに提供し、(ii) 次に挙げる事項を変更または修正を行うことなく甲に提供します。(1) 予約に関連して受け取った連絡のすべて、(2) エンド カスタマーから受け取ったクレームのすべて、および (3) いずれかの取引規制機関から、エンド カスタマーおよび / または予約に関連して受け取った連絡のすべて。
(b) 乙は、エンド カスタマーから、予約に関連して、苦情、申し立て、または訴訟 (以下、「エンド カスタマーの問題」) を受けた場合は、24 時間以内に甲に通知します。乙は、甲がエンド カスタマーと直接、エンド カスタマーの問題の解決を試みる権利を有することを認め、それに同意します。甲がかかる解決を試みる場合、乙は、乙自身の費用負担で、甲が解決に至るために必要とするすべての情報および合理的な支援を甲に提供しなければならず、また、適用法により要請される場合を除き、エンド カスタマーの問題に関して、それ以外の行動をしてはいけません。
1.6 法の遵守。乙は、本規約に基づく義務の履行に際して、その時点で有効な適用される法律を遵守します。これには、旅行代理店のライセンス供与に関連する法律を含みますが、それに限定されません (以下「適用法」)。
1.7 パッケージ予約。甲が乙に (直接的または間接的に) 書面で同意した場合、乙は、甲がその都度指定する特定のホテル予約を予約のために使用することができるようになります。ただし、乙は、パッケージの一部としてのパッケージ商品 (以下「パッケージ商品」) のみをエンド カスタマーに提供できることとします。甲は、7 日以上前に (直接的または間接的に) 乙に書面で通知することで、パッケージ商品の提供をいつでも停止できます。
(a) パッケージ商品の予約。乙は、以下を遵守します。(i) パッケージの一部として以外で、パッケージ商品を予約したり、利用可能にしたり、提供したりせず、(ii) パッケージ商品の最終的な予約価格が、甲がそのパッケージ製品に設定した料金と同一であるようにし (乙は、パッケージの最終的な価格について責任を負うことを承諾するものとします)、(c)予約または確認処理のあいだ、エンド カスタマーがパッケージ商品の価格を一切目にすることができない場合にのみ、その価格をほかから分離します。
甲は、乙に対し、乙が本規約第 1.7(a)項を継続的に遵守していることを、乙自身の費用負担で証明するように随時要求できます。甲から書面による要求があった場合、乙は、予約確認書と予約の詳細のコピーを甲に送付し、乙が本規約第 1.7項を遵守していることを証明するために合理的に必要と認められるその他の関連情報、システムおよび文書へ甲がアクセスできるようにします。。。(a)
乙が本規約第 1.7 (a) 項に違反している場合、甲は、甲または甲のグループ企業が有するその他の権利または救済手段を侵害されることなく、パッケージ商品へのアクセスを即時に制限し、本規約を解除することができます。 。 。
(b) 法の遵守。乙は、乙が提供および / または手配するパッケージの予約に関して、本規約に基づく義務を履行するために必要となるすべてのライセンス、同意およびその他の許可 (規制によるものであるかどうかを問わず、存在する場合は、個別に)、並びに財務の安全性を確保する手段の取得および維持について、単得で責任を負担することを約束し、保証します。乙は、本規約に従ってパッケージを利用可能にする際、すべての適用法 (欧州理事会指令 90/314/EEC および、それに関連するすべての現地実施法を含む) を遵守するものとします。乙は、本規約第 1.7(b) 項を遵守するために必要となる乙の費用について、単独で責任を負います。
パッケージを利用可能にすることに関して、国家機関、消費者団体またはその他の関係者から、問い合わせ、情報提供の要請または調査があった場合、甲は、必要なその他すべての支援およびサポートを乙に提供することに同意します。
1.8 エージェントの予約手数料。エンド カスタマーに課される合計金額に乙が予約手数料を追加する場合は、乙は以下を保証します。
(a) 予約手数料を、甲が提供する部屋の料金、税金、またはサービス料と合算しないこと。
(b) 乙が独自に予約手数料を課すことをエンド カスタマーに対して明確に伝えること。
(c) 貴社は、予約に関する貴社の予約利用規約に、以下の文言を含めること。「合計価格には、[貴社の名前を挿入] からの追加の予約手数料が含まれる場合があります」、および
(d) サプライヤー選択アルゴリズムや、並べ替え順のロジックに予約手数料を含めないこと。
2 行為規範
2.1 乙は、エンド カスタマーに関して、迷惑メール (いわゆる「スパム」) を送信してはならず、それ以外でも、いずれかの管轄区域で非道徳的あるいは違法と判断されるマーケティング活動 (甲または EPS が合理的に判断する) に従事してはいけません。
2.2 乙は、以下のことを行ってはなりません。
(a) いずれかの管轄区域内で違法であったり、差別的であったり、暴力、憎悪、または違法行為を促進し、駆り立てたり、差別的またはそのような見方を促進すると解釈される可能性があったり、あるいは一般的な閲覧や家族での閲覧に不適当であったり (露骨な性描写のある素材など) する素材や意見を顧客が目にするウェブサイトに掲載し、あるいはホテル予約をそれらと関連付けること。
(b) 乙の Web サイト、商品、またはサービスの提供元、提携先、性質について、消費者に誤解させたり、事実を歪曲して伝えたりすること。
(c) EPS の Web サイトまたはそのグループ企業の Web サイトのデータや素材、EPS またはそのグループ企業の商標、ロゴ、ブランド、あるいはその他の第三者 (第三者の宿泊施設サプライヤーを含む) の商標、ロゴ、ブランド (上記は、スペル違いのもの、実質的に同内容であるもの、または紛らわしい類似性を持つバージョンを含む) を、手段 (メタ タグ、検索エンジンのマーケティングや最適化、ドメイン名、その他あらゆるオンライン / オフライン マーケティングや宣伝、プレス リリースなどを含むがそれらに限定されない) を問わず、事前に甲または関連する第三者の書面による承認を受けることなく、いかなる文脈や方法 (直接、間接を問わず) であっても、販売、再頒布、掲載、または使用すること。
(d) 本契約の条件に従って行われる場合を除き、EPS または甲のグループ企業が所有もしくは運営する Web サイトのデータ、素材、またはその他のコンテンツを販売、再頒布、掲載、または使用すること。
2.3 略奪的広告。乙は、略奪的な広告手法を使用しないものとします。略奪的広告とは、Web サイト、モバイル デバイス、ソーシャル メディア、またはその他のチャネルに、 (チャネルごとに) ホテル予約 へのアクセスを可能にするリンクやバナーを作成または上書きする手法、ブラウザーのウィンドウを起動させる手法、あるいはチャネル所有者が認識、許可、および参加することなく、そのチャネルからのトラフィックを増大させることを意図して考案されたその他の手法を指します。
2.4 キーワード広告。乙は、クリックごとに課金される検索エンジンや、検索結果ページへの掲載順が検索エンジンまたは他の第三者への支払いに応じて決まる検索エンジンで優先されて表示されることを目的として、「travelnow.com」、「hotels.com」、「hotel.com」、 「vacationspot.com」、「hotels.co.uk」、「condosavers.com」、 「orlando.com」、「expedia」、「hotwire」、「wotif.com」、「orbitz」、「cheaptickets」、「travelocity」および「ebookers」 (あるいは、それらの各地域におけるバリエーション) などの、EPS またはそのグループ企業が所有する URL に表示される名前に対して入札を行ってはならず、また、そのような名前を承認済みの Web サイトのキーワード メタ タグ内や乙が所有または運営するその他の Web サイトまたはチャネルで使用してはなりません。乙は、要請があった場合、ホテル サプライヤーまたは、かかるサプライヤーのブランドまたは名前の URL に表示される名前への入札、またはそれらの使用を停止しなければなりません。
2.5 乙は、自身を EPS またはそのグループ企業の代理人として行動している者であると表明してはいけません。
2.6 乙は、エンド カスタマーと連絡を取る際、(一例として) 乙がホテル予約を構成する宿泊施設のサプライヤーと直接のつながりがあるとエンドカスタマーが信じるように誘導するなど、自身の役割を偽って表明してはいけません。
2.7 乙は、Travelscape LLC または Vacationspot SL (または EPS が指名するその他のグループ企業) が、該当する管轄区域において、税務当局により、指令 2006/112/EC の適用を受けて VAT (付加価値税) の対象となる E-Collect 予約およびパッケージのホテル予約部分をエンド カスタマーに提供する業者として扱われることを認知し、合意します。
2.8 乙は、ホテル予約を構成する宿泊施設サプライヤーと直接連絡を取ってはいけません。乙は、そのような宿泊施設サプライヤーから直接連絡を受けた場合、直ちに甲に伝達しなければなりません。
2.9 ホテル予約に関連して使用する広告および宣伝素材は、甲が提供するもの、あるいは甲が書面で明示的に承認したものに限ります。
2.10乙は、E-Collect 予約の VAT の扱いに関連して顧客から苦情の申し立てがあった場合、必ず甲に通知し、自身でそのような苦情へ対応しようとしてはなりません。また、乙は、本規約または E-Collect 予約に関し、税務当局またはその他の政府機関から問い合わせがあった場合は、甲に伝達し、甲がその問い合わせへの返答について再検討、および / または寄与の機会を提供するものとします。
2.11乙は、商品の説明など本規約に基づき提供されているサービスに関する契約のいかなる条項も、事実を曲げて表明してはいけません。
3 契約期間と契約の終了
3.1 本規約は、(i) 乙が本規約を受諾した日か、(ii) 乙が最初の予約を行った日のうち、早期に到来したほうの日付に開始され、第 3.2 による早期解除の対象となり、甲と乙の関係または EPS と甲の関係が満了あるいは解除されるまで有効に存続します (以下「契約期間」)。
3.2 甲は、自身の自由な裁量により、理由の如何を問わず、書面による通知をもって本規約を即座に解除することができます。乙は、30 日前までに書面で甲に通知することで、本規約を解除することができます。本規約第 3.2 項で提供されている権利および救済手段は、唯一の権利・手段ではなく、法律または本規約により提供されているその他の権利および救済手段を補完するものです。
3.3 理由を問わず、本規約の解除または満了時に、(i) 乙は予約の獲得を直ちに停止しなければならず、 (ii) 甲は乙のアカウントを即座に停止することができます。本規約第 3.3 項、4、 、 項、、5、 、 項 および 6 項は、本契約の満了または解除後も、有効に存続するものとします。。。
4 秘密保持、メディアとの通信、データ保護
4.1 秘密保持
(a) 本条項が目的とする機密保持とは、商業上、財務上、技術上、運用上、あるいはそれ以外の、一方の当事者あるいはそのグループ企業 (および EPS またはそのグループ企業) の持つ事業、財務、実務、ツール (技術的に提供されるものを含む)、製品、サービス、職員、顧客、サプライヤー (所在する地域、将来的および潜在的な職員、顧客、サプライヤーを含む)、価格、手数料、料金、ベンダー、プロセス、または方法に関わるあらゆるノウハウ、文書、情報のうち、本規約および本規約を締結したこと、本規約の条件および本規約の主題に関連して他方当事者に開示され、あるいは取得されるものを意味します。
(b) 甲および乙の両者 (両者を合わせて「両当事者」、個別には「当事者」と呼ぶ) は、他方当事者の機密情報を機密として保持し、本規約の履行を目的としている場合を除き、EPS または EPS のグループ企業以外の第三者に漏洩したり、他方当事者から事前に書面による同意を得ることなく、その他の目的に使用したりしてはいけません。